金と歩んだ人類:中世編

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金と歩んだ人類:中世編

金は希少性があり、熱や酸化などの影響がなく、いつまでも美しい輝きを保つので、古来から人類に尊重され、貨幣や装飾品などに利用されてきました。

その後いつの時代でもその価値は変わらず、その保有は人類の憧れでした。

他の金属を変化させて貴金属を生み出す思考は、物質をより完全な物に変える「賢者の石」を作り、不老不死の達成を目標とする錬金術の過程で生じたものです。

もともと錬金術は古代エジプトで起こり、古代ギリシアで理論化されました。やがてこれがイスラム圏に伝播し、盛んになります。これが十字軍を経て中世ヨーロッパに伝わり、13世紀以降大きく発展しました。

錬金術は中世のヨーロッパにおいては一般の物質を完全な物質に変化、精錬する技術で、さらに人類をも完全な存在、すなわち神に近づけようとするもので、精神的権威であったカトリック教会からの保護、支援を得られました。

その後中世ヨーロッパを席巻する魔女狩りにも、学問というジャンル付けによって迫害を逃れる事が出来ました。万有引力を発見したアイザック・ニュートンもこれを研究しています。

錬金術によりイスラム圏では既に紀元前に蒸留技術が発明され、8世紀にはその技術を使って硝酸、硫酸、塩酸、王水が発明されていました。

中国では古代から不老不死の仙薬である仙丹を作る技術として発達し、7世紀には、人類の世界三大発明の一つである火薬が発明されています。

中世ヨーロッパで初めて、磁器の製造方法を発見したザクセンでは、領主が膨大な富を得ています。

残念ながら金を生み出す事は不可能でしたが、そこから生まれた様々な技術が、現在の科学の基礎となり、人類の生活に役立っています。

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